回避依存症ってどんなもの?回避依存症の男性と付き合うには

「回避依存症」という言葉をご存知でしょうか?急にそっけない態度になって距離を置かれたかと思えば、思い出したかのように連絡をしてくる。そんな行動をとる彼は、もしかしたら回避依存症かもしれません。それを知らずに振り回されてしまうのは、精神的にもつらいですよね。
そこで、回避依存症の原因や特徴を踏まえて、上手な付き合い方を解説します。

回避依存症とは?

「回避依存症」とは、他人と親密な関係性を築くことを極端に避けている状態の人のことを言います。
他者から見捨てられることへの恐怖感が大きすぎるため、関係が深くなってくると突然連絡をしなくなったり、あえて別の人へ興味を移そうと自己保身のための行動を起こします。そのため、周りには浮気性や飽き性と映る場合があります。

女性よりも男性に多い傾向が

また、「依存症」とは言いますが、アルコール依存症のような病気ではありません。人間性や思考の特徴のひとつですので、薬物療法などの医学的な治療方法があるわけではありません。
回避依存症は、女性よりも男性に多い傾向があります。女性は逆に、より深い関係性を強く求める恋愛依存症になりやすい傾向があると言われています。

回避依存症の男性と付き合うことで恋愛依存症になってしまう女性も

そのせいか、女性がもともと回避依存症の傾向を持っている場合でも、同じように回避依存症の男性と付き合うことで恋愛依存症の役割を担ってしまうケースもあるようです。

回避依存症の原因とは

回避依存症の原因は大きく2つ考えられます。

1. 親からの育て方

ひとつ目は親からの育てられ方です。本来であれば無邪気で自由奔放に過ごし、その行動を愛してもらえるはずの幼少期に、親の過剰な干渉によって行動を制限させられたり、親の意思に従うように支配されたりすることで、束縛から逃れたいという気持ちが強く働くようになってしまいます。

また、自由な行動を受け入れてもらえなかったという体験も、安心して他者との関係を築くことの障害となって残ります。その結果、人間関係は息苦しく窮屈だと認識するようになり、大人になってからも深い関わりを避けるようになってしまうのです。

2. 過去の経験によるトラウマ

もうひとつの原因は、過去の経験によるトラウマです。他者と深く関わり、裏切られるという経験が衝撃の大きいものであった場合、それがトラウマとなって他者との深い関わりを避けるようになります。繊細で傷つきやすいタイプの人に多くみられます。

回避依存症の特徴:ナルシストタイプ

回避依存症の特徴のひとつである「他者との関係において自分の感情が乱されることを恐れる」というのが色濃く出ているのが、ナルシストタイプです。
自分に自信があって自分が大好き!という一般的なナルシストとは異なり、他人の目を気にするがあまり、他人が好ましいと思う自分を意識して作っている場合が多く、本心や素の自分は滅多に見せないことが特徴です。相手に好かれる術に長けているため、一見するとおしゃれでモテる人が多いのがこのタイプです。

自分のことを好きとは言えないタイプ

自己愛からではなく、他人から好かれていれば自分の感情を乱されるようなことはされないという思考から、理想の自身を装う行動をとっていますので、本来の自分とのギャップに悩んでいる場合も少なくありません。
自分のことが好きだと自信をもって言えるのが、本当のナルシストであるならば、そう言えないのが回避依存症のナルシストタイプです。

回避依存症の特徴:独裁者タイプ

「自分がコントロール出来そうな他者へは近づく」という回避依存症の特徴が表れているのが、独裁者タイプです。このタイプは、お互いが平等であるべきの恋愛関係においても、上下関係を持ち込もうとします。自分が優位な立場に立てば、相手に本当の自分を見せても大丈夫だと考えるためです。

DVやモラハラが多いのも特徴

このタイプは、学歴や収入など、相手よりも自分が優れている点を利用して相手の自尊心や自己評価を下げ、自分がいないとダメだと思い込ませようとする傾向があります。
相手を上下関係の下と考える思考があるため、DVやモラハラをしてしまう人が多くみられるのが特徴です。特に恋愛依存症の人がそのターゲットになりやすいようです。

回避依存症の特徴:独走者タイプ

回避依存症の「他者から支配されることを恐れる」という特徴を持つのが、独走者タイプです。これ以上深く関わったら自分が傷つく結果になると考え、ある程度のところで線引きをして距離をとりたがります。
それが、突然連絡を絶ったり、わざと嫌われるような言動をとったりすることにつながります。

束縛されるのを極端に嫌う

また、束縛されるのを極端に嫌うのも独走者タイプの特徴のひとつです。何かを長続きさせることが苦手で、熱しやすく冷めやすいこともあり、女性とのお付き合いもあまり長続きしない傾向があります。
恋愛だけではなく、仕事や趣味が頻繁に変わるといった場合も、独走者タイプの回避依存症である場合が考えられます。

回避依存症の人との付き合い方とは

回避依存症の男性と上手に付き合うには、まずはその特徴を理解することが大切です。上記に挙げた特徴を理解したうえで、お付き合いの方法を考えていきましょう。
まずは、彼の不安感をあおったり、攻撃的な発言をすることは避けるようにすることです。回避依存症の人は、些細なことにでも大きな不安感を抱きがちです。

彼に対する不満はストレートにぶつけない

例えば、約束の時間に遅れるなどの場合、必ず事前に理由を踏まえて説明するなどを徹底しましょう。彼に対する不満をストレートにぶつけることも避けた方が無難です。「なぜ、こうしてくれないの?」と言うよりも「こうしてくれたら嬉しい。」と伝えるようにしましょう。
また、回避依存症の男性のペースに合わせすぎるのも避けましょう。相手の行動に合わせすぎることで回避依存症がエスカレートし、またそれに合わせようとしてしまうことで、共依存関係になるという悪循環を生んでしまいかねません。
相手のペースに合わせすぎない距離感を探りましょう。

回避依存症を理解したうえで

回避依存症の特徴はお付き合いするうえで、なかなか難しい性質を含んでいます。好きになった相手が回避依存症の可能性がある場合、その特徴を知っておくことで、上手に付き合えるヒントになるかもしれません。
また、自分自身が傷つくことから身を守る助けにもなり得るでしょう。お互いが幸せな恋愛をするためにも、回避依存症について知っておきましょう。