これってモラハラ!?モラハラに遭っていると思ったら

そもそもモラハラとは?

モラハラ=モラルハラスメントは別名「精神的DV」とも呼ばれるように、「相手の精神を言葉や態度によって傷つける行為」と定義されます。モラルハラスメントという言葉は、フランスの精神科医がが90年代後半に提唱したことで広まりました。
モラハラは肉体的DVとは違って他人に見える傷ができる訳ではないため、理解されづらく表面化しにくいのが特徴です。またパワハラ=パワーハラスメントの定義は「職場内の地位や上下関係を利用した嫌がらせ」ですが、立場が違うかどうかに関わらず、相手を精神的に傷つければそれはモラハラになります。
よってモラハラは職場や家庭内、恋人同士など広い範囲で起こり得る問題です。

モラハラをする男性の特徴

モラハラをする男性の特徴はいくつかありますが、多くの人に当てはまるのは

・自分の非を認めない・自分が悪くても相手のせいにする
・感情の起伏が激しい
・束縛が強い

ということです。モラハラをする男性には「プライドは高いけれど小心者」という人が多くいます。そのため相手を貶めたり怒鳴ったりすることで逆らう気力を奪い、自分の支配下に置こうとするのです。モラハラをする男性が彼女を束縛するのは、愛しているからというよりも周りから孤立させようとするためだと言えます。
また、

・外では愛想よくふるまう
・付き合う前・結婚する前は優しい

というのも、モラハラをする男性によく見られる特徴です。ターゲット以外にはモラハラ加害者の顔を見せないことも、モラハラの被害を理解されづらい原因になります。

モラハラのタイプ診断

モラハラは、加害者がモラハラをする原因によって

・自己愛タイプ
・嫉妬タイプ
・無神経タイプ
・ストレスタイプ

などに分かれます。まず自己愛タイプは、常に自分だけに関心を向けられたい人が行いやすいモラハラです。相手を貶めたりコントロールしたりすることで、自分が特別な存在であると思いこもうとします。

逆に嫉妬タイプは、自分に自信が持てないことが原因のモラハラです。束縛や仕事の妨害などで相手の邪魔をして、その結果優位に立つことで安心感を得ようとします。

無神経タイプは、相手の気持ちを理解する能力が元から低いことが原因です。止めてほしいと何度訴えてもに止めてくれなかったり、人のコンプレックスを平気で笑ったりするのがこのタイプの特徴です

これらのタイプは加害者の性格が大きく関わっていますが、ストレスタイプは少し違います。なぜならストレスタイプのモラハラは、他の場所で受けたストレスをモラハラで解消することが目的であるためです。このタイプがあるため、モラハラとは無縁だと思っていた人が急にモラハラを始めるということもないとは限りません。

どんな人がモラハラになりやすいの?

モラハラ加害者になりやすいのは、「承認欲求が強い」人だと言われています。他人に誰よりも認められたいという強い意識がある反面、それが満たされない場合は、精神的な支配という形で優位に立とうとするのです。
モラハラをする人は、努力することで結果を出し、人に認められるというステップを踏むことができません。自分だけを認めてくれる存在を手っ取り早く手に入れるため、自分より弱く簡単に支配できそうな人はすぐに支配しようとします。
また、人間関係を勝ち負けや上下でしか捉えられないことも、人を貶めてまで優位に立ちたがる原因です。

「モラハラに遭っている」と感じたら…

加害者のモラハラから逃げるには、まずは加害者と距離を置くことが一番。重度のモラハラ被害者の中では「相手が怒るのは自分が悪いから」「怒らせなければいい人だから」といった意識が強くなっています。これは加害者による精神的なコントロールのせいです。こうなると逃げることは難しくなるため、少しでもモラハラを感じたらすぐ離れられるといいですね。

相談することも重要

他の誰かに相談できるようなら早めに相談しておきましょう。モラハラを受けると自分たちを客観的に見ることが出来なくなります。
被害にあっていることさえ分からなくなることもあるため、自分以外の人にモラハラかどうか判断してもらうのが効果的です。モラハラが進むと他の人との接触が経たれることが多いため、やはりこちらもモラハラを感じたらすぐやっておきたい対処法です。
そして肉体的DVと同じく、モラハラの証拠をはっきり分かる形で残すのもおすすめです。加害者に外では愛想よく振る舞われては、言葉だけで他人にモラハラを訴えてもなかなか信じてもらえません。

モラハラ男性との別れを決意したら

モラハラをする男性との別れを決意したら、すぐに行動に移しましょう。別れを迷っている時間が長引く間にもモラハラは進行します。モラハラから逃げ出す気力がまだ残っている間に実行するのが肝心です。

二人きりで話すのはNG

相手としっかり話し合って別れるつもりなら、決して二人きりで話し合ってはいけません。加害者にうまく丸め込まれ、関係が続いてしまう可能性があります。必ず人の多い場所で、できれば誰かを同席させて話し合いましょう。
その時にモラハラの証拠を持参していれば、なお有利に話を進めることができます。またその際の音声も記録していると、もし激昂して脅された場合でも安心です。それを持って警察に相談すれば対応してもらえます。
モラハラ加害者に「お前が悪い」と言われても、悪いのは全てモラハラをするほうです。決してその言葉に惑わされることなく、毅然とした態度で立ち向かいましょう。