マウンティング女子の脅威とは?!その特徴から対処法まで

マウンティング女子という言葉を聞いたことがありますか。ドラマの話題や著書、友達同士の会話やSNSで見聞きしたり、あるいは「貴女はマウンティング女子だよね」と直接言われた…、なんてことも人によってはあるでしょうか。しかし聞いたところで「何だそれ?」と思う人もいるでしょう。
マウンティング女子というのは、簡単に言うと何事にも自分が優位とアピールしてくる女性を示します。何故そういうことをするのでしょう。

マウンティング女子の定義と名前の意味

マウンティングというのは「野生動物のオスが交尾中メスに馬乗りになること、あるいは社会的に自分が上の地位に居るのを示す行為」を指し、それに転じて「人間関係において自分が優位の立場にいる、自分が格上の存在だと示す」ことを言います。つまりマウンティング女子というのは「自分が相手よりも格上の存在で優位の立場にいることをひたすらアピールしてくる女性」のことです。

ふとした隙間に見える特徴

マウントの取り方は人それぞれでしょうが、何気ない会話をしている時に「あれ?この人今さりげなく馬鹿にした?」とモヤモヤしたことはありませんか。あるいはアドバイスをしているように見えて突き落とすなんてことに遭遇したことなど…。身近にそういった持ち上げるようで突き落す発言をした人はマウンティング女子の可能性があります。

マウントを取る側と取られた側の気持ち。

マウンティング女子は他人に対して何故そういった張り合いやアピールをしたがるのでしょうか。
上記にも記載したようにマウンティングは自身のアピールです。つまり彼女たちは「他人を蹴落としてでも自分が優位である事を示したい」のかもしれません。実は同性同士で格付けしあう行為は珍しい行為でもないそうです。男性も主に相手の能力や経済状況などで相手を突き落す傾向があるのだそうです。

知らずのうちになってしまう可能性も

加えて女性は「男性社会」での社会的立場や、個人的な劣等感やコンプレックスや嫉妬心をきっかけに相手を下卑するようになりマウンティング女子となってしまうのでしょう。
もしかすると外見や意思の強さ、持ち物など弱点を見つけては攻撃してくる彼女たちの餌食にされた人もいるのではないでしょうか。
いざ自分が貶されたとわかれば、やはり悔しいし悲しいものですよね。「自分の何が悪いのか」と思い詰めたこともあったのではないでしょうか。しかしそれは決して貴方が悪いのでは無いのです。

持ち上げているようで突き落す。笑顔で刺すタイプ。

マウンティング女子の攻撃方法は多彩で、尚且つグループ外の人や男性からはわかりにくいものだったりします。彼女たちはどういう時に攻撃を仕掛けてくるのでしょうか。
例えば新作の可愛い服を買い早速着てみた!という場合にマウンティング女子が居た場合は要注意です。「その服可愛いね!でも貴方はその服より○○の服のほうがいいよ」と頼んでもいないアドバイスをしてきます。

SNSでマウントを取る場合も

他にも、SNSでオシャレなお店で外食をしたという投稿をしたときもマウンティングされてしまうことも。「いいなぁ、オシャレなところで食事は憧れる。私はいつも和食とか洋食とか自分で材料買って色んな料理作ってるけど、たまには贅沢してみたい」とさりげなく私は料理できますアピールをしてくる場合もあります。傍から見れば何気ない会話に聞こえますが、彼女たちは笑顔と巧妙な言葉の裏でグサリと相手を攻撃してくるのです。

無自覚に相手を刺す天然タイプ。

ここまで来ると、例え同性同士といえど「女って怖いな」と思う人もいるでしょう。何気ない日常会話でも腹の探り合いのようなやりとりは疲れてしまいますよね。しかしマウンティング女子の中には計算など全くしていないのに結果的にマウントを取っている人もいるのです。所謂天然ボケ、と呼ばれる人たちです。

天然であっても人を傷つける場合も

例えば付き合っていた男性と別れて数日後に新しい男性と付き合うことになった場合「また付き合うの?」と言って来たり、未婚の友人に対して「まだ結婚しないの?いい加減結婚しないとやばいよ?」と言って来たり…。ある意味無神経とも言えますが、本人は真面目に心配して真面目にアドバイスしているつもりなのです。
ただそれだけなら許せるでしょうが、悲しいことに天然を装う天然ボケもどきの人がいるのも事実です。その人の人柄がわからない限り装っているのか素なのか判別はつかない上、例え天然であっても次第に呆れられてしまうので一番損をしているタイプだったりするのです。

対処法その1「なるべく近寄らない関わらない」

ここまでマウンティング女子の攻撃方法について紹介してきましたが、実際身近にいる場合はどうやって対処したらよいでしょうか。人間社会である以上人付き合いは必須ですが、かといってストレスは溜めたくないものです。

自分から近寄らない

一番無難で堅実な対処法としてはマウンティング女子には自分から近寄らない事です。仲良くならなければマウントを取られることもありませんし、話しかけられたとしても最低限の会話だけで自分の事を話さないことです。近寄らず、自分を見せない方法を取れば、噛みつかれる理由もありません。この人は格付けしたがる人なんだなと判ってしまえば近づかなければよいですし、もし身近にいたとしたなら少しずつ距離を置いてしまいましょう。

対処法その2「とにかく受け流す。必要ならば持ち上げる」

距離を置けばマウントを取られる心配はありませんが、人付き合いは複雑なもので「そういう訳にもいかない」人たちもいますよね。そういう時はどうしたらよいのでしょう。マウンティング女子は劣等感やコンプレックスなどにより相手を攻撃します。だとしたらその心理を利用して敢えて聞き流す、持ち上げる作戦で行きましょう。

丁寧に耐えることも必要

相手が何かを言っても「そうなんだね」「ふーん」など適当な相槌を打ちながら右から左に流したり、何かを自慢してきた場合は「凄いですねー」と軽く持ち上げ、「私を認めてくれてる」「格上だと思ってくれてる」と思わせれば、必要以上に狙われることも無いでしょう。どうしてもしつこい場合なら話を逸らすのも一手です。
例えば「○○に旅行へ行ってね!それでね!」とトークが続くようであれば「そういえば○○には有名なレストランがあるみたいで行きたいなと思っているんですが、貴方は行きましたか?」と違う話題に持っていく術も助けになるでしょう。

おわりに。

何かと格付けしたがるマウンティング女子。そのマウンティングがコンプレックスなどからくるものだとしても関わってしまえばストレスになることもありますよね。しかしマウンティングされたからといっても、上記に記載したように、貴方が傷つく必要はありません。攻撃されても「認められたいんだな」「褒められたいんだな」と思い、受け流したり距離を置いたり自分なりに対策を取って人間関係で傷つかないようにしましょう。

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