家庭内別居から復縁は可能?夫婦円満に戻すための秘訣

夫と一緒にいても会話がない、ひとつ屋根の下にいても、お互いが今、何を思い何を感じているのかにまるで関心が持てなくなり、一緒にいる意味が分からなくなってしまった。
いわゆる「家庭内別居」のお悩みを持つ方は、たくさんいらっしゃいます。では、家庭内別居状態になってしまったら、もう二度と夫婦関係は良くならないのでしょうか?これから、家庭内別居状態から夫婦円満に戻すための秘訣に迫りたいと思います。

家庭内別居とは?

いわゆる家庭内別居とは、実際はどんな状態を指すのでしょうか。
同居していても、夫婦の会話がない、意思の疎通をはかろうとしない、などが大きな特徴です。その他には、寝室も別にして鍵をかけている、食事も洗濯も別にしている、意識的に顔を合わせるのを避ける、などが挙げられます。

進行してしまうと取り返しのつかないことに

重症になってくると、夫の帰宅時間になると体調が悪くなったり、最低限の会話もノートやメールを通じてしか行わなくなるケースもあります。家庭内別居の状態の夫婦を「同居人」と言い表すこともあります。
ここで重要なのが、離れているのが体という物質的なものではなく、夫婦の「心」だということです。
これが家庭内別居の状態であり、一番の問題点でもあります。

家庭内別居に陥ってしまう原因とは?

それでは、なぜ家庭内別居という状態に陥ってしまうのでしょうか。その原因について考えたいと思います。
子供が産まれるまでは、夫婦ふたりの生活である程度自由に暮らせますが、子供が産まれると環境が一変します。子供中心の生活に自然と変わっていきますが、育児に対する考え方に大きな違いがあると、些細なことでも喧嘩が絶えなくなったり、喧嘩をしないまでもお互いに不満がたまり続けていきます。

育児のトラブル・離婚も原因の一つ

また、初めての育児に、妻がてんてこまいをしている時、夫が育児に非協力的な態度でいたりすると、妻のストレスは相当なものになります。これが、その後の夫婦生活に大きな悪影響を及ぼすのです。
その他には、夫婦のどちらかが浮気をした場合です。離婚までは至らなくても、浮気をされた方は「信じていたのに裏切られた」「また浮気をするのでは?」という思いを抱えたまま生活していく事になります。
ギャンブル依存症やアルコール依存症なども、家庭内別居の原因になります。”

家庭内別居から脱するために、まずするべき事とは?

縁があって夫婦になったのだから、出来る事なら仲良く暮らしていきたいと思うのが、人間として当然の欲求ではないでしょうか。でも、口もきかない、目も合わせない相手といきなり仲良くしろと言われも、それは無理でしょう。
まずは、人間関係の基本に立ち戻って「挨拶」から始めてみませんか?
朝、眠い目をこすりながら廊下ですれ違った時「おはよう」と言ってみる。夜、仕事から疲れて帰ってきた夫に「おかえりなさい。お疲れさま」と声をかける。相手から反応があるとは限りません。無視をされれば、プライドを傷つけられるし腹も立つでしょう。でも、諦めずにそれを毎日繰り返してみて下さい。

個性として受け入れる

それから相手の良いところも悪いところもひっくるめて「受け入れる」ことを考えて下さい。相手を変えることはできなくても、自分の考え方を変えることはできます。「夫は、こういう人だから」と諦めるのではなく、受け入れることで、自分自身が随分楽になれると思います。

一度は腹を括って話し合おう

家庭内別居の解決策として、避けて通れないのが、お互いに一度は本気で向き合って、本気で話し合うことです。家庭内別居のそもそもの問題はコミュニケーション不足ですから、それを解決するためには、相手が何をどう思っているのか知る事が大切です。話し合いの過程で、喧嘩になることも当然あると思います。それでも、人生がかかっているのですから、根気良く話し合ってみて下さい。

思わぬヒントが見つかることも

今までこじれにこじれていた糸がほどけるような、ヒントが聞けるかも知れませんし、自分の思いを伝えてみたら、「そんな風に思っていたのか」と驚かれるかも知れません。それでも、何も知らないよりは、何倍も良いのです。
「もしも話し合いが上手くいかなくても、その時はその時」くらいの覚悟で腹を括って、本音をぶつけてみましょう。

時には場所を変えてみよう

最悪の状態から脱しつつある、以前に比べて会話が増えた、などの良い兆候が表れてきたらおススメしたいのが旅行です。何も豪華な海外旅行でなくても良いのです。近場の温泉施設に一泊で構いません。旅は、人の心を解放させます。普段なら、絶対に言えないようなことも、すんなり言えたりします。

いつもなら口に出せないことも..?

その機会を逃さず、本音で語り合えればしめたもの。そこまでいかなくても、普段は恥ずかしくて口に出せない感謝の言葉などを送ってみましょう。新婚旅行の思い出などを話すのも良いですね。
ここで気を付けたいのが、「旅の恥はかき捨て」とばかりに、今までにたまった恨み・つらみを一気に吐き出さないようにすることです。夫婦関係の修復が目的の旅行で、相手を一方的に責める言葉を口にするのは避けましょう。

努力はしたけれど…

「家庭内別居を解消すべく、自分なりに努力を重ねてきたけれど、状況が全く変わらない。」
「夫の態度は以前のまま、会話のない虚しい日々が続く。精神的にもう限界…」
悲しい事ですが、努力だけではどうにもならないことがあります。自分ひとりの事ならまだしも、相手のある場合は特に改善が難しい場合もあるでしょう。そうなったときに、長年のストレスから病気になったり、男性不信に陥ったりするケースも珍しくありません。「逃げるが勝ち」という言葉があるように、夫婦という関係は終わりにして、お互いに別々の道を探すということも選択肢のひとつだと思います。
ここで一番大切に考えて頂きたいのは、ご自身のことです。自分を犠牲にして、得るものはないと割り切って考える事も必要です。

一度きりの人生を、笑顔で

家庭内別居の問題、その解決策など考えてきましたが、いかがだったでしょうか?
大好きだった彼と結婚式を挙げた日の喜びや、夫となったその人と仲睦まじく暮らしていた日々、それは確かに現実のものだったのです。
その思い出を拠り所にして、夫婦の関係修復に努めるのか、あるいは、夫婦関係にピリオドを打って、新しい人生に一歩踏み出すのか。決めるのはあなたご自身です。どうか、一度きりの人生を、笑顔で歩んで下さい。

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